专利摘要:
本発明は、振動式流れデバイス(5)内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するためのシステム、方法およびコンピュータプログラム製品に関するものである。一実施形態では、システム、方法およびコンピュータプログラムは、例えば、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値とを比較することと、空隙率と空隙率しきい値とを比較することとを含んでいる。他の実施形態では、システム、方法およびコンピュータプログラムは、例えば、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値とを比較することと、空隙率と空隙率しきい値とを比較することと、質量流量の測定値と定格質量流量しきい値とを比較することとを含んでいる。さらに他の実施形態では、システム、方法およびコンピュータプログラムは、例えば、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値とを比較することと、ピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値とを比較することとを含んでいる。
公开号:JP2011511941A
申请号:JP2010545844
申请日:2008-02-11
公开日:2011-04-14
发明作者:チャールズ;ポール スタック,;ジョエル ワインスタイン,
申请人:マイクロ モーション インコーポレイテッド;
IPC主号:G01F1-84
专利说明:

[0001] 本発明は、振動式流れデバイス内を流れる流体内に混入されるガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するためのシステム、方法およびコンピュータプログラム製品に関するものである。]
背景技術

[0002] 密度計およびコリオリ流量計のような振動式流れデバイスは、密度、質量流量、体積流量、総合質量流量、温度、他の情報などの流動物質の特性を測定する際に用いられる。振動式流れデバイスは、一または複数の導管を有している。導管は、例えば直線形状、U字形状または異形形状のようなさまざまな形状を有している。]
[0003] 一または複数の導管は、例えば単純曲げモード、ねじれモード、ラジアルモードおよび結合モードを含む一組の固有の振動モードを有している。流動物質の特性を得るために、少なくとも1つのドライブを用いて一または複数の導管を上記のモードのうちの一つのモードの共振周波数で振動させる。一または複数の電子機器は正弦波駆動信号を少なくとも1つのドライブへ送信するように構成されている。このドライブは、通常マグネットとコイルを組み合わせたものであり、このマグネットは導管に固定され、コイルは支持構造体または他の導管に固定されている。この駆動信号により、ドライブがドライブモードでかつドライブ周波数で一または複数の導管を振動させる。例えば、駆動信号はコイルに送信される周期的な電流である。]
[0004] 導管の運動を検出した少なくとも一つのピックオフが、振動する導管の運動を表す正弦波ピックオフ信号を生成するように構成されている。このピックオフ信号は一または複数の電子機器へ送信される。周知の原理よれば、ピックオフ信号は、流動物質の特性を決定するために、一または複数の電子機器に用いられてもよいし、または、必要ならば駆動信号を調節するために用いられてもよい。]
発明が解決しようとする課題

[0005] 振動式流れデバイスからのデータの出力で生じうる1つの問題は、物質の急激な変化により生じる誤った読み取りである。具体的にいえば、流動物質が液体であり、この液体内に微粒子および/またはガス泡が存在している場合、このことが、出力に大きくかつ不正確な変化を引き起こす場合がある。]
[0006] 本発明は、従来の振動式流れデバイスに固有のこの欠点を克服することに関するものである。]
課題を解決するための手段

[0007] 本発明の技術範囲は添付の特許請求の範囲によってのみ規定され、「課題を解決するための手段」の内容によっていかなる程度であっても影響されるものではない。]
[0008] 本発明の一実施形態は、振動式流れデバイス内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するための方法であって、ドライブ利得を測定するステップと、空隙率を求めるステップと、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較および空隙率と空隙率しきい値との比較の結果に基づいてプロセス外乱の存在を検出するステップとを有している。]
[0009] 本発明の他の実施形態は、振動式流れデバイス内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するための方法であって、ドライブ利得を測定するステップと、ピックオフ振幅を測定するステップと、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較およびピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との比較の結果に基づいてプロセス外乱の存在を検出するステップを有している。]
[0010] 本発明のさらに他の実施形態は、振動式流れデバイス内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するためのプロセスを実行する実行可能コードを有しているコンピュータによる使用可能媒体を備えたコンピュータプログラム製品であって、かかるプロセスが、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較および空隙率と空隙率しきい値との比較の結果に基づいてプロセス外乱の存在を検出するステップを有している。]
[0011] 本発明のさらに他の実施形態は、振動式流れデバイス内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するためのプロセスを実行する実行可能コードを有しているコンピュータによる使用可能媒体を備えたコンピュータプログラム製品であって、かかるプロセスが、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較およびピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との比較の結果に基づいてプロセス外乱の存在を検出するステップを有している。]
[0012] 本発明の他の実施形態は、振動式流れデバイス内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するためのシステムであって、少なくとも1つの導管と、少なくとも1つのドライブと、少なくとも1つのピックオフと、一または複数の電子機器とを備えている。少なくとも1つの導管は流体を受け入れるように構成されている。少なくとも1つのドライブは少なくとも1つの導管を振動させるように構成されている。少なくとも1つのピックオフは少なくとも1つの導管の振動を測定するように構成されている。一または複数の電子機器はドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較および空隙率と空隙率しきい値との比較の結果に基づいてプロセス外乱の存在を検出するように構成されている。]
[0013] 本発明のさらに他の実施形態は、振動式流れデバイス内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するためのシステムであって、少なくとも1つの導管と、少なくとも1つのドライブと、少なくとも1つのピックオフと、一または複数の電子機器とを備えている。少なくとも1つの導管は流体を受け入れるように構成されている。 少なくとも1つのドライブは少なくとも1つの導管を振動させるように構成されている。 少なくとも1つのピックオフは少なくとも1つの導管の振動を測定するように構成されている。 一または複数の電子機器はドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較およびピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との比較の結果に基づいてプロセス外乱の存在を検出するように構成されている。]
[0014] 態様
本発明の1つの態様は、振動式流れデバイス内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するための方法であって、ドライブ利得を測定するステップと、空隙率を求めるステップと、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較および空隙率と空隙率しきい値との比較の結果に基づいてプロセス外乱の存在を検出するステップとを有している。]
[0015] 好ましくは、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果には、ドライブ利得の測定値がドライブ利得しきい値とほぼ等しいか否かの結果が含まれる
好ましくは、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果には、ドライブ利得の測定値がドライブ利得しきい値未満であるか否かの結果が含まれる。]
[0016] 好ましくは、空隙率と空隙率しきい値との比較の結果には、空隙率が空隙率しきい値未満か否かの結果が含まれる。]
[0017] 好ましくは、空隙率と空隙率しきい値との比較の結果には、空隙率が空隙率しきい値より大きいか否かの結果が含まれる。]
[0018] 好ましくは、ドライブ利得の測定値との比較の結果にはドライブ利得の測定値がドライブ利得しきい値とほぼ等しいか否かの結果が含まれており、空隙率と空隙率しきい値との比較の結果には空隙率が空隙率しきい値より大きいか否かの結果が含まれる。]
[0019] 好ましくは、かかる方法は、情報を出力することと、一または複数のアクションを推奨することと、プロセス外乱の深刻さを減らすまたはプロセス外乱が振動式流れデバイスにより測定される特性の精度に対して与える悪い影響を減らす一または複数のアクションを実行するこことをさらに含んでいる。]
[0020] 好ましくは、かかる方法は、質量流量の測定値と定格質量流量しきい値との比較の結果に基づいてプロセス外乱の存在を検出することをさらに含んでいる。]
[0021] 好ましくは、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果には、ドライブ利得の測定値がドライブ利得しきい値とほぼ等しいか否かの結果が含まれる。]
[0022] 好ましくは、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果には、ドライブ利得の測定値がドライブ利得しきい値未満であるか否かの結果が含まれる。]
[0023] 好ましくは、空隙率と空隙率しきい値との比較の結果には、空隙率が空隙率しきい値未満か否かの結果が含まれる。]
[0024] 好ましくは、質量流量の測定値と定格質量流量しきい値との比較の結果には、質量流量の測定値が定格質量流量しきい値より大きいか否かの結果が含まれる。]
[0025] 好ましくは、質量流量の測定値と定格質量流量しきい値との比較の結果には、質量流量の測定値が定格質量流量しきい値未満か否かの結果が含まれる。]
[0026] 好ましくは、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果にはドライブ利得の測定値がドライブ利得しきい値の測定値未満か否かの結果が含まれており、質量流量の測定値と定格質量流量しきい値との比較の結果には質量流量の測定値が定格質量流量しきい値より大きいか否かの結果が含まれており、空隙率と空隙率しきい値との比較の結果には空隙率が空隙率しきい値未満か否かの結果が含まれる。]
[0027] 好ましくは、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果にはドライブ利得の測定値がドライブ利得しきい値とほぼ等しいか否かの結果が含まれており、質量流量の測定値と定格質量流量しきい値との比較の結果には質量流量の測定値が定格質量流量しきい値未満か否かの結果が含まれており、空隙率と空隙率しきい値との比較の結果には空隙率が空隙率しきい値未満か否かの結果が含まれる。]
[0028] 好ましくは、かかる方法は、情報を出力することと、一または複数のアクションを推奨することと、プロセス外乱の深刻さを減らすまたはプロセス外乱が振動式流れデバイスにより測定される特性の精度に対して与える悪い影響を減らす一または複数のアクションを実行することとをさらに含んでいる。]
[0029] 本発明の他の態様は、振動式流れデバイス内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するための方法であって、ドライブ利得を測定するステップと、ピックオフ振幅を測定するステップと、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較およびピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との比較の結果に基づいてプロセス外乱の存在を検出するステップとを有している。]
[0030] 好ましくは、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果には、ドライブ利得の測定値がドライブ利得しきい値とほぼ等しいか否かの結果が含まれる。]
[0031] 好ましくは、ピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との比較の結果には、ピックオフ振幅の測定値がピックオフ振幅しきい値より大きいか否かの結果が含まれる。]
[0032] 好ましくは、ピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との比較の結果には、ピックオフ振幅の測定値がピックオフ振幅しきい値未満か否かの結果が含まれる。]
[0033] 好ましくは、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果にはドライブ利得の測定値がドライブ利得しきい値とほぼ等しいか否かの結果が含まれており、ピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との比較の結果にはピックオフ振幅の測定値がピックオフ振幅しきい値より大きいか否かの結果が含まれる。]
[0034] 好ましくは、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果にはドライブ利得の測定値がドライブ利得しきい値とほぼ等しいか否かの結果が含まれており、ピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との比較の結果にはピックオフ振幅の測定値がピックオフ振幅しきい値未満か否かの結果が含まれる。]
[0035] 好ましくは、かかる方法は、情報を出力することと、一または複数のアクションを推奨することと、プロセス外乱の深刻さを減らすまたはプロセス外乱が振動式流れデバイスにより測定される特性の精度に対して与える悪い影響を減らす一または複数のアクションを実行することとをさらに含んでいる。]
[0036] 本発明のさらに他の態様は、振動式流れデバイス内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するためのプロセスを実行する実行可能コードを有しているコンピュータによる使用可能媒体を備えたコンピュータプログラム製品であって、かかるプロセスが、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較および空隙率と空隙率しきい値との比較の結果に基づいてプロセス外乱の存在を検出することを含んでいる。]
[0037] 好ましくは、かかるプロセスは、質量流量の測定値と定格質量流量しきい値との比較の結果に基づいてプロセス外乱の存在を検出することをさらに含んでいる。]
[0038] 本発明のさらに他の態様は、振動式流れデバイス内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するためのプロセスを実行する実行可能コードを有しているコンピュータによる使用可能媒体を備えたコンピュータプログラム製品であって、かかるプロセスが、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較およびピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との比較の結果に基づいてプロセス外乱の存在を検出することを含んでいる。]
[0039] 本発明の他の態様は、振動式流れデバイス内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するためのシステムであって、流体を受け入れるように構成された少なくとも1つの導管と、少なくとも1つの導管を振動させるように構成された少なくとも1つのドライブと、少なくとも1つの導管の振動を測定するように構成された少なくとも1つのピックオフと、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較および空隙率と空隙率しきい値との比較の結果に基づいてプロセス外乱の存在を検出するように構成された一または複数の電子機器とを備えている。]
[0040] 好ましくは、一または複数の電子機器は、質量流量の測定値と定格質量流量しきい値とのさらなる比較の結果に基づいてプロセス外乱の存在を検出するように構成されている。]
[0041] 本発明のさらに他の態様は、振動式流れデバイス内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するためのシステムであって、流体を受け入れるように構成された少なくとも1つの導管と、少なくとも1つの導管を振動させるように構成された少なくとも1つのドライブと、少なくとも1つの導管の振動を測定するように構成された少なくとも1つのピックオフと、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較およびピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との比較の結果に基づいてプロセス外乱の存在を検出するように構成された一または複数の電子機器とを備えている。]
図面の簡単な説明

[0042] 本発明の実施形態に係る振動式流れデバイスを示す斜視図である。]
実施例

[0043] 図1には、センサー組立体10と一または複数の電子機器20とを有しているコリオリ流量計の形態をとる振動式流れデバイス5の一例が示されている。一または複数の電子機器20は、リード線100を介してセンサー組立体10へ接続され、例えば密度、質量流量、体積流量、総合質量流量、温度および他の情報のような流動物質の特性を測定するように構成されており、パス26にも接続されている。] 図1
[0044] 本実施形態に係るセンサー組立体10は、一対のフランジ101’、101と、マニホルド102’、102と、ドライブ104と、ピックオフ105〜105’と、導管103A、103Bと、ブレースバー120〜124とを備えている。マニホルド102、102’は、導管103A、103Bの両端に固定されている。ドライバ104およびピックオフ105、105’は導管103Aおよび103Bに接続されている。ドライバ104は、当該ドライバ104が導管103A、103Bを相互に反対方向に振動させることができる位置で導管103A、103Bへ固定されている。ピックオフは、導管103、103Bの対向する端部に固定され、導管103A、103Bの対向する端部における振動の位相差を検出するように構成されている。当業者にとって明らかなように、導管の数、ドライバの数、ピックオフの数、振動の動作モードまたは流動物質の個別の特性にかかわらず、例えば密度計を含むいかなるタイプの振動式流れデバイスに本明細書に記載の技術思想を用いることであっても本発明の技術範囲に含まれる。]
[0045] 本実施形態のフランジ101、101’は、マニホルド102、102’に固定されており、また、導管103A、103Bを配管(図示せず)に接続するように構成されている。流動物質を運ぶ配管システム(図示せず)の中にセンサー組立体10が挿入されると、流動物質がフランジ101を通ってセンサー組立体10の中に流入し、流入口マニホルド102を通り、ここで流動物質の全量が導管103Aおよび103Bの中に流され、導管103Aおよび103Bを流れ、流出口マニホルド102’の中へ流れ込み、ここでフランジ101’からセンサー組立体10の外へと流出する。]
[0046] 好ましくは、導管103Aおよび103Bは、それぞれ対応する曲げ振動軸W−WおよびW’−W’に対して実質的に同一の質量分布、慣性モーメントおよび弾性モジュールを有するように、選択され、流入口マニホルド102および流出口マニホルド102’に適切に取り付けられる。これらの導管はほぼ並列にマニホルドから外方に向けて延びている。導管103A、103BはおおむねU字形を有したものとして図示されているが、導管103A、103Bが例えば真っ直ぐな形状または異形形状を備えた構成であっても本発明の技術範囲内に含まれる。]
[0047] 本実施形態では、導管103Aおよび103Bは、それぞれ対応する曲げ振動軸WおよびW’を中心としてかつ流れメータの第一の逆位相曲げモードと呼ばれるモードで、反対方向にドライバ104により振動させられる。例えば、ドライバ104は、マグネットが導管103A上に取り付けられかつ対向するコイルが導管103Bに取り付けられる構成のような公知になっている多くの構成のうちの1つを有している。対向するコイルに交流電流を流して両方の導管103A、103Bを振動させるように構成されている。一または複数の電子機器20により適切な駆動信号がリード線110を通じてドライバ104へ加えられている。]
[0048] 本実施形態では、一または複数の電子機器20が、一つの駆動信号を生成し、この駆動信号をリード線110を通じてドライバ104に伝送することにより、ドライバ104に導管103Aおよび103Bを振動するように構成されている。しかしながら、複数のドライバに向けて複数の駆動信号を生成することも本発明の技術範囲内に含まれる。一または複数の電子機器20は、ピックオフセンサー105および105’からの左側速度信号および右側速度信号を処理して質量流量を計算するように構成されている。経路26は、一または複数の電子機器20にオペレータとの通信を可能とする入力手段および出力手段を提供している。本発明の理解にとって、一または複数の電子機器20の回路の説明は必要ではないので、本明細書を簡潔にするために省略する。さらに、図1の記載は、1つの可能な振動式流れデバイスの可能な動作の一例として提供されているに過ぎず、本発明の教示を限定することを意図したものではない。] 図1
[0049] 本実施形態の1つの態様によれば、一または複数の電子機器20は、ガス泡または微粒子が導管103A、103Bを流れる流体に混入されると発生するプロセス外乱の存在を判断するように構成されている。本実施形態の他の態様によれば、一または複数の電子機器20はプロセス外乱の深刻さを判断するように構成されている。さらに具体的にいえば、出願者は、あるパラメータ、特にドライブ利得パラメータ、質量流量パラメータ、空隙率パラメータおよびピックオフ振幅パラメータのさまざまな組み合わせをそれぞれのパラメータのしきい値と比較することがプロセス外乱の存在およびプロセス外乱の深刻さの判断にあたって非常に有効であるということを発見している。]
[0050] 本実施形態の1つの態様によれば、プロセス外乱の存在および深刻さは、ドライブ利得とドライブ利得しきい値との関係を判断することによって確定することができる。本明細書では、ドライブ利得という用語は、指定された振幅で流管を振動させるために必要とされるパワー量の尺度のことをいう。この値は、単相流体に対する約5%という低い定格値から多相流体に対する100%という値までの範囲にある。]
[0051] 本実施形態の他の態様によれば、プロセス外乱の存在および深刻さは、物質の質量流量と定格質量流量しきい値との関係を判断することによって確定することができる。本明細書では、定格質量流量とは、流量計の流入口から流出口までに1気圧、すなわち101.3kPa降下するときの流量のことをいう。]
[0052] 本実施形態のさらに他の態様によれば、プロセス外乱の存在および深刻さは、物質の空隙率と空隙率しきい値との関係を判断することによって確定することができる。本明細書では、空隙率という用語は、気相の体積を流管の全容積で除算したものをいう。]
[0053] 本実施形態のさらに他の態様によれば、プロセス外乱の存在および深刻さは、ピックオフまたはピックオフの振幅とピックオフ振幅しきい値との関係を判断することによって確定することができる。本明細書では、ピックオフ振幅という用語は、例えばピックオフ105’、105のような一または複数のピックオフにより生成されるピックオフ信号の電圧のことをいう。]
[0054] 本発明の1つの実施形態では、プロセス外乱の存在および深刻さは、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との関係、質量流量の測定値と定格質量流量しきい値との関係、および空隙率と空隙率しきい値との関係を判断することによって確定することができる。さらに具体的にいえば、本発明の1つの実施形態では、プロセス外乱の存在および深刻さは、質量流量の測定値が定格質量流量しきい値を超過しているか否か、ドライブ利得の測定値がドライブ利得しきい値を超過しているか否か、空隙率が空隙率しきい値未満か否かを判断することによって確定することができる。例示を意図しており限定を意図したものではないが、本発明の1つの実施形態では、小さなプロセス外乱の存在は、ドライブ利得の測定値<100%であり、質量流量の測定値(「M」)>定格質量流量(「MNom」)×0.04であり、空隙率<0.2である場合に確定することができる。]
[0055] 本発明の他の実施形態では、プロセス外乱の存在および深刻さは、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との関係および一または複数のピックオフ信号振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との関係を判断することによって確定することができる。さらに具体的にいえば、本発明の他の実施形態では、プロセス外乱の存在および深刻さは、ドライブ利得の定値がドライブ利得しきい値と等しいか否か、一または複数のピックオフ信号の振幅の測定値がピックオフ振幅しきい値を超過しているか否かを判断することによって確定することができる。例示を目的とし限定を目的とするものではないが、本発明の1つの実施形態では、重大なプロセス外乱の存在は、ドライブ利得の測定値=100%であり、ピックオフ振幅(「PO」)の測定値>0.07ボルトである場合に確定することができる。]
[0056] 本発明の他の実施形態では、プロセス外乱の存在および深刻さは、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との関係、質量流量の測定値と定格質量流量しきい値との関係、および空隙率と空隙率しきい値との関係を判断することによって確定することができる。さらに具体的にいえば、本発明の他の実施形態では、プロセス外乱の存在および深刻さは、ドライブ利得の測定値がドライブ利得しきい値と等しいか否か、質量流量の測定値が定格質量流量しきい値未満か否か、空隙率が空隙率しきい値未満か否かを判断することによって確定することができる。例示を目的とし限定を目的とするものでないが、本発明の他の実施形態では、重要なプロセス外乱の存在は、ドライブ利得の測定値=100%であり、質量流量(「M」)の測定値<定格質量流量(「MNom」)×0.04であり、空隙率<0.2である場合に確定することができる。]
[0057] 本発明のさらに他の実施形態では、プロセス外乱の存在および深刻さは、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との関係および一または複数のピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との関係を判断することによって確定することができる。さらに具体的にいえば、本発明のさらに他の実施形態では、プロセス外乱の存在および深刻さは、ドライブ利得の測定値がドライブ利得しきい値と等しいか否か、一または複数のピックオフ振幅の測定値がピックオフ振幅しきい値未満であるか否かを判断することによって確定することができる。例示を目的とし限定を目的とするものでないが、本発明のさらに他の実施形態では、深刻なプロセス外乱の存在は、ドライブ利得の測定値=100%であり、ピックオフ振幅(「PO」)の測定値<0.07ボルトである場合に確定することができる。]
[0058] 本発明のさらに他の実施形態では、プロセス外乱の存在および深刻さは、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との関係および空隙率と空隙率しきい値との関係を判断することによって確定することができる。さらに具体的にいえば、本発明のさらに他の実施形態では、プロセス外乱の存在および深刻さは、ドライブ利得の測定値がドライブ利得しきい値と等しいか否かおよび空隙率が空隙率しきい値を超過しているか否かを判断することによって確定することができる。例示を目的とし限定を目的とするものではないが、本発明のさらに他の実施形態では、重篤なプロセス外乱の存在は、ドライブ利得の測定値=100%であり、空隙率>0.2である場合に確定することができる。]
[0059] 当業者にとって明らかなように、一または複数の電子機器20が上述の関係のうちの一つまたはそれらを組み合わせたものを用いてプロセス外乱の存在または深刻さを求めることも本発明の技術範囲内に含まれる。さらに、当業者にとって明らかなように、判断するためのしきい値はさまざまな要因、限定するわけではないが例えば、メータのサイズ、メータの周波数、流管の形状、流管のサイズ、電子機器パッケージ、ドライブ組立体の設計、ピックオフ組立体の設計、設置の向きおよびさまざまな他のメータの設計パラメータに依存する。特定のしきい値を実験的に確立することも本発明の技術範囲内に含まれる。限定するわけではないが例えば、基準液体メータと、基準ガスメータと、圧力センサーと、温度センサーと、上記記載のパラメータを変更し、多相流れの状態変化に対するメータの測定性能を測定するために必要となる他の構成部品とを備えるフロー設備の中で実証的なテストを行うことができる。したがって、100Hz程度の動作周波数を用いるように設計された湾曲管メータの使用に対して上述の特定のしきい値が導出されているが、本発明は一例として記載されている上述の特定のしきい値に限定されることはない。]
[0060] 他の実施形態の態様によれば、一または複数の電子機器20は、例えば、検出されたプロセス外乱の深刻さを減らすため、または、検出されたプロセス外乱が正確なデータの生成に対して与える影響を減らすために、情報を出力する、アクションを推奨する、または、アクションを実行するように構成されている。当業者にとって明らかなように、ユーザまたはプログラム入力および振動式流れデバイスのタイプに応じてさまざまなレベルの知られ得る情報が存在している。知られ得る情報のタイプは、一または複数の電子機器20によって生成される情報またはアクションのタイプに対して影響を与えうる。]
[0061] 例示を意図し限定を意図するものではないが、第一のレベルの情報は、例えば、ユーザ入力またはプログラム入力に関係なく知り得る情報を含んでいる。振動式流れデバイスのタイプに応じて、第一のレベルの情報は、例えば、ドライブ利得、ピックオフ振幅(「PO」)、質量流量(「M」)、振動周波数(「f」)、温度(「T」)、定格質量流量(「MNom」)および任意のメータアラームが含まれる。]
[0062] 例示を意図し限定を意図するものではないが、第二のレベルの情報は、例えば、ユーザまたはプログラムが液体の比重を入力することで知り得る情報を含んでいる。振動式流れデバイスのタイプにもよるが、第二のレベルの情報は、例えば、おおよその空隙率が含まれ、また、チューブ振動中に音響効果によって引き起こされる測定誤差と液体に対してガス泡が移動することによって引き起こされる測定誤差との比が含まれる。]
[0063] 例示を意図し限定を意図するものではないが、第三のレベルの情報は、例えば、ユーザまたはプログラムが、配管圧力(「PL」)、配管サイズ、圧力降下および液体密度を入力することで知り得る情報が含まれる。振動式流れデバイスのタイプにもよるが、第三のレベルの情報は、例えば、流体の最低圧力(「Pmin」)および流体の蒸気圧(「Pvapor」)が含まれる。]
[0064] 例示を意図し限定を意図するものではないが、第四のレベルの情報は、例えば、ユーザまたはプログラムが配管温度における配管圧力、配管サイズ、圧力降下、液体密度および流体の蒸気圧(「Pvapor」を入力することで知り得る情報が含まれる。振動式流れデバイスのタイプにもよるが、第四のレベルの情報は、例えば、キャビテーション、すなわち流動物質の中への泡のアウトガス(離脱)が生じているか否かを示す情報が含まれる。]
[0065] 例示を意図し限定を意図するものではないが、既知の情報のレベルに応じて、一または複数の電子機器20は、小さなプロセス外乱の間、下記の事項を出力してもよいし、推奨してもよいし、または、実行してもよい。]
[0066] 例示を意図し限定を意図するものではないが、既知の情報のレベルに応じて、一または複数の電子機器20は、重要なプロセス外乱の間、下記の事項を出力してもよいし、推奨してもよいし、または、実行してもよい。]
[0067] 例示を意図し限定を意図するものではないが、既知の情報のレベルに応じて、一または複数の電子機器20は、重篤なプロセス外乱の間、下記の事項を出力してもよいし、推奨してもよいし、または、実行してもよい。]
[0068] 当業者にとって明らかなように、上述の実施形態の原理は、一または複数の電子機器20に搭載されたソフトウェアのようなコンピュータプログラム製品にプログラムされてもよい。]
[0069] 本明細書には、本発明の最良の形態を実施または利用する方法を当業者に教示するための特定の実施形態が記載されている。本発明の原理を教示するために、従来技術の一部が単純化または省略されている。当業者にとって明らかなように、これらの実施形態の変形例も本発明の技術範囲内に含まれる。上述の実施形態の詳細な記載は、本発明者が本発明の技術範囲内に含まれるものとして考えているすべての実施形態を完全に網羅するものではない。例示を意図し限定を意図するものではないが、一または複数の電子機器20を、センサー組立体10から遠く離れて設け、当該センサー組立体10にインターネット接続のような任意の方法で接続してもよい。]
[0070] さらに正確にいえば、当業者にとって明らかなように、上述の実施形態のうちの一部の構成要素をさまざまに組み合わせてまたは除去してさらなる実施形態を作成してもよい。このようなさらなる実施形態も本発明の技術範囲内および教示範囲内に含まれる。また、当業者にとって明らかなように、本発明の技術および教示の範囲に含まれるさらなる実施形態を作成するために、上述の実施形態を全体的にまたは部分的に組み合わせてもよい。]
[0071] 以上のように、本発明の特定の実施形態または実施形態が例示の目的で記載されているが、当業者にとって明らかなように、本発明の技術範囲内において、さまざまな変更が可能である。本明細書に記載の教示を上述のかつそれに対応する図に記載の実施形態とは異なる実施形態に適用されてもよい。すなわち、本発明の技術範囲は下記の請求項によって決められる。]
权利要求:

請求項1
振動式流れデバイス(5)内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するための方法であって、ドライブ利得を測定するステップと、空隙率を求めるステップと、前記ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較および前記空隙率と空隙率しきい値との比較の結果に基づいて前記プロセス外乱の存在を検出するステップとを有している、プロセス外乱を検出するための方法。
請求項2
前記ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果には、前記ドライブ利得の測定値が前記ドライブ利得しきい値とほぼ等しいか否かの結果が含まれる、請求項1に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項3
前記ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果には、前記ドライブ利得の測定値が前記ドライブ利得しきい値未満であるか否かの結果が含まれる、請求項1に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項4
前記空隙率と空隙率しきい値との比較の結果には、前記空隙率が前記空隙率しきい値未満か否かの結果が含まれる、請求項1に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項5
前記空隙率と空隙率しきい値との比較の結果には、前記空隙率が前記空隙率しきい値より大きいか否かの結果が含まれる、請求項1に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項6
前記ドライブ利得の測定値との比較の結果には、前記ドライブ利得の測定値が前記ドライブ利得しきい値とほぼ等しいか否かの結果が含まれており、前記空隙率と空隙率しきい値との比較の結果には、前記空隙率が前記空隙率しきい値より大きいか否かの結果が含まれる、請求項1に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項7
前記方法には、情報を出力することと、一または複数のアクションを推奨することと、前記プロセス外乱の深刻さを減らすまたは前記プロセス外乱が前記振動式流れデバイスにより測定される特性の精度に対して与える悪い影響を減らす一または複数のアクションを実行することとがさらに含まれる、請求項1に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項8
前記方法には、質量流量を測定するステップと、質量流量の測定値と定格質量流量しきい値との比較の結果に基づいて前記プロセス外乱の存在を検出するステップとをさらに有する、請求項1に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項9
前記ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果には、前記ドライブ利得の測定値が前記ドライブ利得しきい値とほぼ等しいか否かの結果が含まれる、請求項8に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項10
前記ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果には、前記ドライブ利得の測定値が前記ドライブ利得しきい値未満であるか否かの結果が含まれる、請求項8に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項11
前記空隙率と空隙率しきい値との比較の結果には、前記空隙率が前記空隙率しきい値未満か否かの結果が含まれる、請求項8に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項12
前記質量流量の測定値と定格質量流量しきい値との比較の結果には、前記質量流量の測定値が前記定格質量流量しきい値より大きいか否かの結果が含まれる、請求項8に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項13
前記質量流量の測定値と定格質量流量しきい値との比較の結果には、前記質量流量の測定値が前記定格質量流量しきい値未満か否かの結果が含まれる、請求項8に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項14
前記ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果には、前記ドライブ利得の測定値が前記ドライブ利得しきい値の測定値未満か否かの結果が含まれており、前記質量流量の測定値と定格質量流量しきい値との比較の結果には、前記質量流量の測定値が前記定格質量流量しきい値より大きいか否かの結果が含まれており、前記空隙率と空隙率しきい値との比較の結果には、前記空隙率が前記空隙率しきい値未満か否かの結果が含まれる、請求項8に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項15
前記ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果には、前記ドライブ利得の測定値が前記ドライブ利得しきい値とほぼ等しいか否かの結果が含まれており、前記質量流量の測定値と定格質量流量しきい値との比較の結果には、前記質量流量の測定値が前記定格質量流量しきい値未満か否かの結果が含まれており、前記空隙率と空隙率しきい値との比較の結果には、前記空隙率が前記空隙率しきい値未満か否かの結果が含まれる、請求項8に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項16
前記方法には、情報を出力することと、一または複数のアクションを推奨することと、前記プロセス外乱の深刻さを減らすまたは前記プロセス外乱が前記振動式流れデバイスにより測定される特性の精度に対して与える悪い影響を減らす一または複数のアクションを実行するこことがさらに含まれる、請求項8に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項17
振動式流れデバイス(5)内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するための方法であって、ドライブ利得を測定するステップと、ピックオフ振幅を測定するステップと、前記ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較および前記ピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との比較の結果に基づいて前記プロセス外乱の存在を検出するステップとを有している、プロセス外乱を検出するための方法。
請求項18
前記ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果には、前記ドライブ利得の測定値が前記ドライブ利得しきい値とほぼ等しいか否かの結果が含まれる、請求項17に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項19
前記ピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との比較の結果には、前記ピックオフ振幅の測定値が前記ピックオフ振幅しきい値より大きいか否かの結果が含まれる、請求項17に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項20
前記ピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との比較の結果には、前記ピックオフ振幅の測定値が前記ピックオフ振幅しきい値未満か否かの結果が含まれる、請求項17に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項21
前記ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果には、前記ドライブ利得の測定値が前記ドライブ利得しきい値とほぼ等しいか否かの結果が含まれており、前記ピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との比較の結果には、前記ピックオフ振幅の測定値が前記ピックオフ振幅しきい値より大きいか否かの結果が含まれる、請求項17に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項22
前記ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較の結果には、前記ドライブ利得の測定値が前記ドライブ利得しきい値とほぼ等しいか否かの結果が含まれており、前記ピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との比較の結果には、前記ピックオフ振幅の測定値が前記ピックオフ振幅しきい値未満か否かの結果が含まれる、請求項17に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項23
前記方法には、情報を出力することと、一または複数のアクションを推奨することと、前記プロセス外乱の深刻さを減らすまたは前記プロセス外乱が前記振動式流れデバイスにより測定される特性の精度に対して与える悪い影響を減らす一または複数のアクションを実行するこことをさらに含む、請求項17に記載のプロセス外乱を検出するための方法。
請求項24
振動式流れデバイス内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するためのプロセスを実行する実行可能コードを有しているコンピュータによる使用可能媒体を備えたコンピュータプログラム製品であって、前記プロセスが、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較および空隙率と空隙率しきい値との比較とに基づいて前記プロセス外乱の存在を検出するステップを有してなる、コンピュータプログラム製品。
請求項25
前記プロセスには、質量流量の測定値と定格質量流量しきい値との比較の結果に基づいて前記プロセス外乱の存在を検出することがさらに含まれる、請求項24に記載のコンピュータプログラム製品。
請求項26
振動式流れデバイス内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するためのプロセスを実行する実行可能コードを有しているコンピュータによる使用可能媒体を備えたコンピュータプログラム製品であって、前記プロセスが、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較およびピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との比較の結果に基づいて前記プロセス外乱の存在を検出するステップを有してなる、コンピュータプログラム製品。
請求項27
振動式流れデバイス(5)内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するためのシステムであって、流体を受け入れるように構成された少なくとも1つの導管(103A)と、前記少なくとも1つの導管(103A)を振動させるように構成された少なくとも1つのドライブ(104)と、前記少なくとも1つの導管(103A)の振動を測定するように構成された少なくとも1つピックオフ(105)と、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較および空隙率と空隙率しきい値との比較の結果に基づいて前記プロセス外乱の存在を検出するように構成された一または複数の電子機器(20)とを備えてなる、システム。
請求項28
前記一または複数の電子機器(20)が、質量流量の測定値と定格質量流量しきい値とのさらなる比較の結果に基づいて前記プロセス外乱の存在を検出するように構成されてなる、請求項27に記載のプロセス外乱を検出するためのシステム。
請求項29
振動式流れデバイス(5)内を流れる流体内に混入するガスまたは微粒子によって生じるプロセス外乱を検出するためのシステムであって、流体を受け入れるように構成された少なくとも1つの導管(103A)と、前記少なくとも1つの導管(103A)を振動させるように構成された少なくとも1つのドライブ(104)と、前記少なくとも1つの導管(103A)の振動を測定するように構成された少なくとも1つのピックオフ(105)と、ドライブ利得の測定値とドライブ利得しきい値との比較およびピックオフ振幅の測定値とピックオフ振幅しきい値との比較の結果に基づいて前記プロセス外乱の存在を検出するように構成された一または複数の電子機器(20)とを備えてなる、システム。
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